ジェームスディーン

2008年9月6日土曜日

彼はインディアナ州のマリオンに生まれ、フェアマウントで育ちました。母親を９歳の時に亡くし、父方の伯母夫婦に育てられ、高校時代から演劇に興味をもち、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で演劇を学びました。舞台やコマーシャルなどに出ていましたが、更に俳優としてのキャリアを追い求めるためにＵＣＬＡを中退し、ニューヨークに移り、１９５０年代にテレビ番組の何編かに出演しました。当時の彼はアンドレ・ジッドの『背徳者』に心酔しており、ハリウッドで映画スターとなることを夢見るようになります。 『Sailor Beware』等の映画の端役をいくつかこなした後、１９５５年に『エデンの東』のカル・トラスクで初めて主役を演じて、それが認められた彼はこの役でアカデミー賞の最優秀主演男優賞にノミネートされました。その後は、続けざまに『理由なき反抗』で主役を、『ジャイアンツ』で準主役を演じ、『ジャイアンツ』ではまたもやアカデミー賞にノミネートされました。しかし『ジャイアンツ』のジェット役を演じることは彼は乗り気ではなかったようです。そんな彼はスピード狂で知られておりましたが、１９５５年９月３０日に、シルバーのポルシェ・５５０スパイダーを運転中に交通事故で亡くなってしまいます。（現場は110 Freeway: Los Angeles - Pasadenaと言われます）。『ジャイアンツ』の公開前だった。亡骸は故郷のフェアマウントにある公園墓地に埋葬された。最初の長編出演（feature role）でアカデミー賞にノミネートされたのは彼を含めて五人しかおらず、また死後に二度ノミネートされたのは彼しかいない。